エンドロールの作り方ーエンドロールのメッセージについて

メッセージの挿入について

ゲストの皆さんに向けて「メッセージをどう書いたらいいのかわからない」という方のために書いておきます。

 

そもそもメッセージは必要なの?というご質問もありますが、絶対に必要なわけではありません。

 

ゲストのお名前だけを流すかたも多いです。

 

ただ謝意を伝えた方がよりゲストに感謝の気持ちが伝わりやすいというメリットがあります。

 

よくあるのが前奏部分を利用して感謝の気持ちを伝えるパターンです。

本日はおいそがしい中

私達の為にお集まり下さり

誠に有難うございました

心より感謝申し上げます

※お忙しい中~漢字だと亡くなるという字が入っているため忌避する方が多いです。

前奏の長さによって多少調節が必要ですが大体こんな感じの文面が多いです。

当然ですが前奏部分の長さが曲によって違います。

10秒もあれば30秒の曲もあります。

長めならあまり問題ありませんが短めの曲だった場合簡潔に短い挨拶のほうがいいですね。

最後の〆の部分に

二人で力を合わせて温かい家庭を築いていきます

これからもどうぞ宜しくお願い致します

またどちらも句読点などは区切りを意味するため入れないことが多いです。

他には

シンプルに

前奏部分はアルファベットでお名前や日付など

Tarou + Hanako

23 July 2018

〆の部分は

Just Married

Thank you or Coming

などオシャレにまとめたい方は英語表記でもいいと思います。

どちらにしても披露宴中の花束贈呈や謝辞などでご両親やゲストの皆様へは十分感謝の気持ちは届いていると思いますので、お好みで決めるのがいいと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

また個々のゲストへのメッセージですが、これはオススメしておりません。

個々のゲストへのメッセージの挿入について

個々のゲストへのメッセージの挿入は結論から言いますとお勧めしておりません。

なぜなら撮って出しエンドロールの場合はわずか2、3秒の短い動画が隙間無く流れていきます。

カメラマンはゲストに見て頂くためにお二人やゲストの笑いや涙の様子などを一生懸命撮影します。

且つ5分程度のBGMに準備から披露宴までの大切なシーン全てを詰め込みます。

その大切な一つ一つを文字を挿入する事でゲストの方々に見てもらえなくなる可能性が高いです。

どうしても入れたい場合はこの限りではありませんが五分ほどの短い時間に映像と文字を同時に見せられては

どちらもゲストに伝わらないと思います。

映像なのか文字なのかどちらかに絞るほうがゲストに伝わり易いです。

メッセージを重視するなら動画エンドロールではなく静止画から作るエンドロールのほうがより読みやすく、後者をお勧めしています。

また往々にしてホテルや結婚式会場で貸し出されるプロジェクタースクリーンも大きくないことも多く

末席の方々にはほとんど見えず、上映終了後、シーン、、、。

なんて事も珍しくありません。

正に「二兎を追う物一兎も得ず」であまりに残念過ぎますよね。

こちらとしても一日中走り回って一生懸命制作しますので上映後は拍手喝采と行きたいところです。

メッセージ挿入をお勧めしていないのは決して面倒くさいからでもなく、意地悪しているわけでもありません。

ゲストに撮って出しエンドロールを通じて伝えたいものが有るからです。

ご理解頂けると有難いです。

鈴木一郎様

今日は来てくれてホンマに有難う

また飲みにいこな

また上記の例だと短い文章ですがもともと一行だった文字がメッセージを入れることで三行(三倍)になりロールスピード(文字が流れていく速さ)も三倍になります。

入れるとしてもグループごとに一言程度入れるほうが無難だと思います。(これもあまりお勧めしません)

それでも読めるようにある程度の文字の大きさにする必要がありますので結論としては個々のゲストにメッセージを挿入することはオススメではありません。

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結論

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個々のゲストへのメッセージは入れない方がいい。

入れるとしてもグループごとにごく短いメッセージがいいです

前奏部分で【今日は本当に有難うございました】など感謝の文面、最後のワンカットで【これからも宜しくお願い致します】といったお願いの文章を入れるにとどめた方が良いです。

小さいスクリーンの場合やテレビで上映ではゲストは絶対読めません、文字は使わない事をオススメします。

参考にしてみて下さい。