iPhone風シャッターアニメーションの作り方

iPhone風シャッターが下りるアニメーションを作ってみる

今回制作させていただいたプロフィールビデオで、お客様から写真を撮影しているような表現のご希望を頂きました。

 

iPhoneで写真を撮る際のようなイメージです。

 

実際の完成イメージは下のような感じです。

 

 

まずアドビ社のイラストレーターと言うソフトででシャッターの構造を書きました。

 

正確にはシャッターではなく絞りバネなのですが、シャッターのイメージということで(笑)

 

本当のシャッターは上下二枚の構造がほとんどですがiPhoneのカメラのイメージでは絞りばねを作って動かします。

 

 

全開→やや閉じる→閉じる、の動きになります。

 

ビデオに使うだけのため、細かいガイドや溝などは省いて簡単に書きました。

 

イラストレーターで事前にすべてのばねをレイヤーに分けておきます。

 

8枚なら8枚レイヤーにします。

 

次にアドビ社のAftereffects(アフターエフェクツ)というソフトで画像を読み込み、それぞれのばねを回転させます。

 

このとき回転軸(アンカーポイント)は実際に支点になる部分です、上のイラストだとグラデーションの濃くなっているところです。

 

シャッターが切れるイメージ

 

そこをアンカーポイントとして指定し回転キーフレームの数値を変化させます。

 

ちなみにキャノンレンズは8枚絞り、ニコンレンズは9枚絞りが多いです、数が多いほど真円に近くなります。

 

どうやって作るんですか?とのお問合せをよく頂くので動画ファイルをアップしておきます。

 

 

実際の動画ファイルは下の画像をクリックして頂くとダウンロード頂けます。

 

シャッターのアニメーションのイメージ

 

1920×1080ピクセル、29.97fps音声なし(アルファチャンネルつき)ですので対応ソフトでお使い頂くと背景が抜けます。

 

シャッター音などはお好みで加えてみて下さい。

 

無償で提供しますが著作権は放棄しておりません。

 

また二次配布はご遠慮いただきますようお願いします。

 

自己責任でご利用ください。

 

お役にたったらイイネ!お願いします。

 

2008年11月20日

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